情報リテラシー論 レポート5

情報リテラシー論レポートの5つ目です。

 

今回は、キュレーションが必要なわけです。

皆さんは、キュレーションという言葉を知っていますか?キュレーションとは、情報を選んで集めて整理をすることや、集めた情報を特定のテーマに沿って編集し、そこへ価値を見出す作業のことを指します。

 

例えば、美術館におけるキュレーションですが、一人がテーマを設定して、そのテーマにあった美術作品をピックアップします。そのピックアップ作品を閲覧するのは、テーマを選定、作品を選んだ人と価値観の合う人々です。これが美術展などになります。 そして見出される価値はテーマ・作品を選んだ人にあります。その人をキュレーターといいます。

 

 

このキュレーションという行動は私たちもメディアを使う中で身近なものとなっています。

皆さんは、TwitterInstagramなどをのメディアを使っている時に、広告が表示される人がほとんどだと思います。広告頻度はどれも3つや4つおきごとで表示されていますが、そこでスルーをせずに、興味のない広告には嫌いという意思表明を行うことができます。

TVを見ている際にCMになったらチャンネルを変えるような感覚です。広告のほとんどには表示するか否か、興味があるか否かの選択があります。キュレーションという言葉だけで見ると遠く感じるかもしれませんが、その選択を実は行なっているのです。

 

 

この仕組みを知って思ったことは、キュレーションという単語を知らずに今までメディアを使用していたので、広告を非表示にしたり興味がないものに分類するときに、ついそのままにしていたりなんとなくためらいを感じていましたが、自分が快適にメディアを使用するための方法として考えると割と良心的だなと感じました。単語の意味やその行動の必要性を知ってから見ると、考え方や使い方も変わって面白いと感じました。