情報リテラシー論 レポート3
情報リテラシー論のレポートです。
今回はソーシャルメディアの台頭についてです。このメディアが引き起こした社会的影響について興味を持った内容を簡単に説明、思ったことをまとめたいと思います。
そもそもソーシャルメディアとはなんなのか。代表的なものを挙げるとYoutube、Twitter、Facebookなどがあります。このように誰もが参加できる、情報発信のためのブログ、動画・画像共有サービスのことを指します。
この誰もが参加できるという点と、上に例としてあげたYoutube、Twitter、Facebookのそれぞれの特性があったからこそ、このソーシャルメディアが引き起こした国を巻き込んだ大きな事件も起こっています。
その事件とは「アラブの春」といい、エジプトで2010年末から約1年間続いた一連の民主化運動です。この運動はエジプトの崩壊まで追い込みました。
まず、この事件の鍵となったそれぞれのメディアの特性があります。
・Youtubeでの動画の投稿による拡散性
・Twitterでの匿名性
・Facebookでの本人という信憑性
この3つが大きく自体を発展させました。
簡単に流れを表すとこのようになります。
チラシ ← 生活難 ← Twitter
↓ 「アラブの春」 ↑
補足をすると、Facebookの本人という信憑性からデモのイベントがある!といった情報がわかりやすくなり、Youtubeでその様子が配信されます。そして動画が拡散され、Twitterの匿名性によってデモ活動はさらに大きくなっていく...という最悪の相性があったことで、この事件が発生しました。
この事件の内容を聞いて思ったことは、それぞれが持つ特性が本当に悪く噛み合ってしまったんだなということです。その中でも特に厄介だなと思う特性は、個人的に匿名性だと感じていて、書き込んでいる人物像が見えないからこそなんでも好きなこと・思ったことを強い言葉などで言ってしまうのかなと感じました。それがより活動を増長させてしまった原因でもあると思います。SNSは発言の1つ1つがすごく大きな存在になると思うし、インターネットタトゥーという単語もある今、身近な人に向けた投稿にも気をつけなきゃいけないのかと考えると少し気が滅入ってしまいます...